ダンスパートナー



ダンスパートナー
生年月日 1992,5,15
性別
毛色 鹿毛
生産地 北海道千歳
生産者 社台ファーム
馬主 吉田勝己 (他9名)
調教師 白井寿昭
競争成績 中央22戦4勝 / 海外3戦0勝
GT勝ち鞍 オークス・エリザベス女王杯
獲得賞金 605,274,000円

レース名 年月日 競馬場 人気 着順 騎手 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
新馬 1995/1/29 小倉 - 1 1 増井 T1200 1.10.6 1.3/4馬身 (ゲイリーアタック)
エルフィンS 2/18 京都 OP 2 2 角田 T1600 1.35.3 1/2馬身 シェイクハンド
チューリップ賞 3/11 京都 GV 2 2 武豊 T1600 1.35.1 ユウキビバーチェ
桜花賞 4/9 京都 GT 3 2 武豊 T1600 稍重 1.34.4 ワンダーパヒューム
オークス 5/21 東京 GT 3 1 武豊 T2400 2.26.7 1.3/4馬身 (ユウキビバーチェ)
ノネット賞 8/27 ドーヴィル GV 3 2 武豊 T2000 2.11.3 Matiara
ヴェルメイユ賞 9/10 ロンシャン GT 1 6 武豊 T2400 2.33.1 2.1/2馬身 Carling
菊花賞 11/5 京都 GT 1 5 武豊 T3000 3.05.0 4馬身 マヤノトップガン
阪神牝馬特別 12/17 阪神 GU 1 2 武豊 T2000 2.00.5 1.1/4馬身 サマニベッピン
アメリカJCC 1996/1/21 東京 GU 4 2 蛯名 T2200 2.15.3 2馬身 カネツクロス
京都記念 2/11 京都 GU 2 2 武豊 T2200 2.14.6 3.1/2馬身 テイエムジャンボ
産経大阪杯 3/31 阪神 GU 2 4 武豊 T2000 稍重 2.00.8 1/4馬身 タイキブリザード
京阪杯 5/11 京都 GV 1 1 四位 T2200 2.12.8 (イブキタモンヤグラ)
安田記念 6/9 東京 GT 7 6 四位 T1600 1.33.6 2.3/4馬身 トロットサンダー
宝塚記念 7/7 阪神 GT 3 3 四位 T2200 2.12.3 1.3/4馬身 マヤノトップガン
京都大賞典 10/6 京都 GU 2 4 四位 T2400 2.25.2 1/2馬身 マーベラスサンデー
エリザベス女王杯 11/10 京都 GT 1 1 四位 T2200 2.14.3 (フェアダンス)
ジャパンカップ 11/24 東京 GT 6 10 四位 T2400 2.25.6 10馬身 シングスピール
有馬記念 12/22 中山 GT 12 6 四位 T2500 2.35.2 9馬身 サクラローレル
クイーンエリザベスUC 1997/4/13 シャティン GT 4 8 四位 T2000 2.01.7 8馬身 London News
鳴尾記念 6/15 阪神 GU 4 3 河内 T2000 2.01.8 2.1/4馬身 バブルガムフェロー
宝塚記念 7/6 阪神 GT 4 3 河内 T2200 2.12.1 1.1/4馬身 マーベラスサンデー
京都大賞典 10/5 京都 GU 1 2 河内 T2400 2.26.2 シルクジャスティス
エリザベス女王杯 11/9 京都 GT 1 2 河内 T2200 2.12.5 エリモシック
有馬記念 12/21 中山 GT 5 14 河内 T2500 2.38.8 25馬身 シルクジャスティス

サンデーサイレンス

Sunday Silence


1986 / 青鹿毛
Halo

1969 / 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well

1975 / 鹿毛
Understanding Promised Land
Promised Land
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
ダンシングキイ

Dancing Key


1983 / 鹿毛
Nijinsky

1967 / 鹿毛
Northern Dacner Nearctic
Natalma
Flaming Page Bull Page
Flaring Top
Key Partner

1976 / 黒鹿毛
Key to the Mint Graustark
Key Bridge
Native Partner Raise a Native
Dinner Partner


ダンスパートナー繁殖成績 (代表産駒)
代表産駒 主な勝ち鞍等
- - -

ダンスパートナー兄弟 (代表兄弟)
兄弟 主な勝ち鞍等
エアダブリン(半兄) 青葉賞・ステイヤーズS・ダイヤモンドS
ダンスインザダーク(全弟) 菊花賞・日本ダービー(2着)・弥生賞・京都新聞杯
エアギャングスター(全弟) 札幌記念(2着)
ダンスインザムード(全妹) 桜花賞・アメリカンオークス(2着)・天皇賞秋(2着)
マイルチャンピオンシップ(2着)

ダンスパートナー

華麗なる配合「サンデーサイレンス×ダンシングキイ」。この配合から最初に生まれたのがダンスパートナーでした。

5月15日、競走馬にとっては遅生まれのダンスパートナーは、デビューも年明けの1月29日と少し遅れ、この時点では当然クラシック候補の中に名前は上がっていませんでした。

新馬戦を快勝したダンスパートナーは次のエルフィンステークス(OP)で2着に入ると、続くチューリップ賞では、同じサンデーサイレンスを父にもち、すでに桜花賞の有力候補に上がっていたプライムステージに先着、2着に入り、桜花賞の出走権を得ました。

そして迎えた桜花賞。笠松から参戦したライデンリーダー、そしてプライムステージに次ぐ3番人気に推され、武豊は後方でじっと我慢し、直線勝負に賭けました。この年の桜花賞は阪神競馬場が改装工事の為、京都:芝:1600mで行なわれた事がダンスパートナーには幸い、長い直線を矢のような末脚で他馬をまとめて交わして行き、勝ったワンダーパヒュームからクビ差の2着と好内容で、次のオークスが非常に楽しみとなりました。

桜花賞から直行でオークスに向かったダンスパートナーの前に新たなライバルが現れていました。フラワーカップを勝ったにもかかわらず、桜花賞には見向きもせず、前走のスイートピーステークスでも快勝した、ニジンスキー産駒のイブキニュースターでした。1番人気は桜花賞に続きライデンリーダーでしたが、2番人気がイブキニュースターダンスパートナーは僅差の3番人気でレースを迎えました。

1番人気ライデンリーダーがかかり気味に進出する波乱含みのレースとなったこの年のオークス。直線に入ると、ライデンリーダーがズルズル後退し、イブキニュースターが先頭に立ちましたが、後方からダンスパートナーが並ぶ間もなく交わしていくと、後は独走!2着のユウキビバーチェに1馬身3/4差付ける快勝。サンデーサイレンス産駒初の牝馬のGTウイナーとなりました。

オークス快勝後、陣営は迷わず海外遠征を選択。初戦のノネット賞(GV・芝:2000m)でハナ差の2着に好走した事から、次のヴェルメイユ賞(GT・芝:2400m)では1番人気に支持されました。しかし直線で前が塞がる不利もあり6着惜敗。悔しい敗戦で、海外制覇の夢を果たせないまま帰国。そして帰国後はエリザベス女王杯ではなく、菊花賞に向かい、混戦の中1番人気でレースを向かえました。

中段からじっくりレースを進めたダンスパートナーは、直線に入ると一瞬鋭い脚で見せ場を作りましたが、勝ったマヤノトップガンから4馬身離された5着がやっと。しかしデビューから休みなく使われ、飛行機による長距離輸送で、慣れない環境での競馬の後の、牡馬に混じっての3000m戦。それでも崩れなかったダンスパートナーのポテンシャルには頭が下がりました。

その後阪神牝馬特別で2着、年が明け、アメリカJCCでも2着、さらに京都記念でも2着、ゴール前大混戦となった産経大阪杯では4着惜敗と、どんな相手と戦っても善戦するも、オークス以来勝ち星からは遠ざかっていました。しかし京阪杯で1年ぶりの白星を上げ、安田記念に向かいました。

近年稀に見るハイレベルなメンバーが揃った安田記念で、後方から6着まで追い上げ、続く宝塚記念では人気通り3着に入りましたが、牡馬に混じるとやはりパンチ不足は否めませんでした。

夏を休養に充てたダンスパートナーは、京都大賞典から始動し、勝ったマーベラスサンデーから差のない4着と上々の休み明け初戦となりました。そして予定通りエリザベス女王杯に向かいました。

当然のように牝馬限定のレースで1番人気に推されたダンスパートナーは、直線粘るヒシアマゾンを最後何とか差し切り、オークス以来2つ目のGTを手に入れました。その後ジャパンカップ、有馬記念に出走するも、牡馬の一線級との力の差を痛感、休養に入りました。

5歳初戦はクイーンエリザベスUC(GT・芝:2000m)を選択し、香港に遠征しましたが、見せ場なく8着に終わり、日本に帰国しました。

帰国して鳴尾記念で3着に入り、2年連続宝塚記念に出走、2年連続3着に入る好走で、まだまだ健在をアピールし、秋に備えました。

秋は去年同様京都大賞典から始動し、差のない2着に入り、2年連続制覇を目指し、エリザベス女王杯に向かいました。

エリザベス女王杯では単勝1.4倍の圧倒的支持を受けましたが、ダンスパートナーより後ろにいたエリモシックに差される屈辱で2着に敗れ、有馬記念14着を最後に繁殖生活に入ることとなりました。

どんな相手と戦っても確実に伸びる末脚で、堅実な走りを見せたダンスパートナー。日本の牝馬戦に限れば1度も連を外した事がなく、どんな子供を産むのか、楽しみで仕方ありません。


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