エアシャカール



エアシャカール
生年月日 1997,2,26
性別
毛色 黒鹿毛
生産地 北海道千歳
生産者 社台ファーム
馬主 ラッキーフィールド
調教師 森秀行
競争成績 中央19戦4勝 / 海外1戦0勝
GT勝ち鞍 皐月賞・菊花賞
獲得賞金 545,053,000円

レース名 年月日 競馬場 人気 着順 騎手 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
新馬 1999/10/31 東京 - 2 5 武豊 T2000 2.04.3 3.1/2馬身 ユーワシーザー
未勝利 11/21 京都 - 1 1 武豊 T1600 1.36.4 (エイシンモモタロー)
500万下 12/11 東京 500 1 2 デムーロ T1600 1.36.7 3/4馬身 パープルエビス
ホープフルS 12/26 中山 OP 1 1 武豊 T2000 2.05.9 (マイネルファラオ)
弥生賞 2000/3/5 中山 GU 4 2 武豊 T2000 2.02.5 1.1/4馬身 フサイチゼノン
皐月賞 4/16 中山 GT 2 1 武豊 T2000 稍重 2.01.8 (ダイタクリーヴァ)
日本ダービー 5/28 東京 GT 1 2 武豊 T2400 2.26.2 アグネスフライト
キングジョージVI&QEDS 7/29 アスコット GT 3 5 武豊 T2400 2.31.5 8馬身 Montjeu
神戸新聞杯 9/24 阪神 GU 1 3 武豊 T2000 2.02.0 2.1/2馬身 フサイチソニック
菊花賞 10/22 京都 GT 2 1 武豊 T3000 3.04.7 (トーホウシデン)
ジャパンカップ 11/26 東京 GT 3 14 武豊 T2400 2.28.2 14馬身 テイエムオペラオー
産経大阪杯 2001/4/1 阪神 GU 4 2 蛯名 T2000 1.58.5 3/4馬身 トーホウドリーム
天皇賞(春) 4/29 京都 GT 4 8 蛯名 T3200 3.17.9 10馬身 テイエムオペラオー
宝塚記念 6/24 阪神 GT 3 5 蛯名 T2200 2.12.3 4馬身 メイショウドトウ
産経大阪杯 2002/3/31 阪神 GU 3 2 デムーロ T2000 1.59.5 2.1/2馬身 サンライズペガサス
金鯱賞 5/25 中京 GU 1 2 武豊 T2000 1.58.5 1.1/2馬身 ツルマルボーイ
宝塚記念 6/23 阪神 GT 2 4 デザーモ T2200 2.13.2 2馬身 ダンツフレーム
天皇賞(秋) 10/27 中山 GT 6 4 武豊 T2000 1.58.8 2馬身 シンボリクリスエス
ジャパンカップ 11/24 中山 GT 7 12 田中 T2200 2.13.4 7馬身 ファルブラヴ
有馬記念 12/22 中山 GT 7 9 横典 T2500 稍重 2.34.1 9馬身 シンボリクリスエス

サンデーサイレンス

Sunday Silence


1986 / 青鹿毛
Halo

1969 / 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well

1975 / 鹿毛
Understanding Promised Land
Promised Land
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
アイドリームドアドリーム

I Dreamed a Dream

1986 / 鹿毛
Well Decorated


1978 /黒鹿毛
Raja Baba Bold Ruler
Missy Baba
Paris Breeze Majestic Prince
Tudor Jet
Hidden Trail

1975 / 鹿毛
Gleaming Herbager
A Gleam
Tobacco Trail Ribot
On the Trail


エアシャカール種牡馬成績 (代表産駒)
代表産駒 主な勝ち鞍等
- - -

エアシャカール兄弟 (代表兄弟)
兄弟 主な勝ち鞍等
エアデジャヴー(半姉) オークス(2着)・クイーンステークス

エアシャカール

桜花賞3着、オークス2着、秋華賞3着と、クラシックで好走したエアデジャヴーを半姉にもち、父がノーザンテーストからサンデーサイレンスに代わり、当然デビュー前から期待を背負っていたエアシャカール

新馬戦では5着に終わりましたが、2戦目で勝ち上がったエアシャカール。その後3戦目の500万下で2着に敗れましたが、暮れのホープフルステークスを快勝、賞金的に皐月賞出走をほぼ確実にし、余裕を持ったローテーションが組めるようになりました。

そして陣営は王道、弥生賞から皐月賞に向かうローテーションを選択。素質馬が揃う中、この時点でのエアシャカールはまだ4番人気と、伏兵の位置づけでした。スタートで少し出遅れたエアシャカール。しかし、3コーナー過ぎからまくり気味に進出すると、勝ったフサイチゼノンには1馬身1/4差離されましたが2着を確保し、この弥生賞でエアシャカールの評価は一気に上がり、大本命のフサイチゼノンが故障で回避、武豊騎乗という事もあってか、皐月賞では僅差の2番人気、本命で出走する事となりました。

皐月賞でも弥生賞同様、後方からの競馬となったエアシャカールでしたが、弥生賞のVTRを見てるように3コーナー過ぎからまくっていき、直線に向かいました。1番人気で好位からレースを進めたダイタクリーヴァが先に抜け出し、そこにエアシャカールが襲い掛かり、2頭並んでゴール。勝負は写真判定にゆだねられましたが、明らかに態勢有利のエアシャカールがクビ差差し切り、1冠目の皐月賞を制しました。

そして日本ダービーでは堂々1番人気で出走。いつも通り後方からじっくりレースを進めた武豊。直線に入ると、抜群の手応えで抜け出すと、後は独壇場!になるはずでした。しかしエアシャカールよりさらに後ろ、ほぼ最後方からレースを進めたアグネスフライトが強襲。3着以下を離して、2頭のマッチレースとなり、最後まで2頭共譲らず、並んでゴール板を駆け抜けました。“ハナ差”。ダービー制覇への河内の執念か、アグネスフライトがハナ差エアシャカールを捉え、エアシャカールの2冠制覇は阻まれました。

日本ダービーで惜敗したエアシャカールはそのまま秋に向けて休養に入るかと思われましたが、海外志向の強い森秀行調教師の思いもあり、夏にキングジョージVI&QEDSに挑戦。しかし7頭立ての離された5着と、結果を残せず帰国しました。

帰国初戦、神戸新聞杯では3着に終わり、海外遠征の疲れも心配される中菊花賞へ向かいました。

菊花賞ではアグネスフライトに1番人気を譲りましたが、最後は底力の違いか、トーホウシデンをクビ差振り切り菊花賞を制覇、3冠の内2冠を手にした事となりました。

菊花賞制覇後、ジャパンカップに出走したエアシャカールは14着に惨敗し、来春に向けて休養に入りました。

しかし古馬になったエアシャカールは、結局菊花賞以来勝ち星を上げる事が出来ず、5歳の有馬記念9着を最後に静かにターフを去りました。

準3冠馬となったエアシャカールでしたが、同世代にライバルと呼ばれる存在がほとんどなく、この世代の馬達が古馬になって結果を残せなかった事から、レベルの低い世代と呼ばれたのはエアシャカールにとっては不運でした。


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