ネオユニヴァース



ネオユニヴァース
生年月日 2000,5,21
性別
毛色 鹿毛
生産地 北海道千歳
生産者 社台ファーム
馬主 (有)社台レースホース
調教師 瀬戸口勉
競争成績 13戦7勝
GT勝ち鞍 皐月賞・日本ダービー
獲得賞金 613,376,000円

レース名 年月日 競馬場 人気 着順 騎手 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
新馬 2002/11/9 京都 - 1 1 福永 T1400 1.22.7 1.1/2馬身 (マヤノキャンティ)
中京2歳S 12/14 中京 OP 1 3 池添 T1800 1.49.2 1/4馬身 ホシコマンダー
白梅賞 2003/1/18 京都 500 1 1 池添 T1600 1.35.1 (ハッピートゥモロー)
きさらぎ賞 2/16 京都 GV 3 1 福永 T1800 1.49.6 1/2馬身 サイレントディール
スプリングS 3/23 中山 GU 2 1 デムーロ T1800 1.48.2 1.1/4馬身 サクラプレジデント
皐月賞 4/20 中山 GT 1 1 デムーロ T2000 2.01.2 サクラプレジデント
日本ダービー 6/1 東京 GT 1 1 デムーロ T2400 2.28.5 1/2馬身 ゼンノロブロイ
宝塚記念 6/29 阪神 GT 2 4 デムーロ T2200 2.12.3 2馬身 ヒシミラクル
神戸新聞杯 9/28 阪神 GU 2 3 福永 T2000 2.00.2 4馬身 ゼンノロブロイ
菊花賞 10/26 京都 GT 1 3 デムーロ T3000 3.05.0 1馬身 ザッツザプレンティ
ジャパンC 11/30 東京 GT 2 4 デムーロ T2400 2.30.3 10馬身 タップダンスシチー
産経大阪杯 2004/4/4 阪神 GU 1 1 デムーロ T2000 稍重 1.59.6 (マグナーテン)
天皇賞(春) 5/2 京都 GT 2 10 デムーロ T3200 3.20.3 12馬身 イングランディーレ

サンデーサイレンス

Sunday Silence


1986 / 青鹿毛
Halo

1969 / 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well

1975 / 鹿毛
Understanding Promised Land
Promised Land
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
ポインテッドパス

Pointed Path

1984 / 栗毛
Kris

1976 /栗毛
Sharpen Up Atan
Rocchetta
Doubly Sure Reliance
Soft Angels
Silken Way

1973 / 栗毛
Shantung Sicambre
Barley Corn
Boulevard Pall Mall
Costa Sola


ネオユニヴァース種牡馬成績 (代表産駒)
代表産駒 主な勝ち鞍等
- - -

ネオユニヴァース兄弟 (代表兄弟)
兄弟 主な勝ち鞍等
チョウカイリョウガ(全兄) 京成杯(2着)

ネオユニヴァース

ナリタブライアン以来10年ぶりの3冠馬誕生か?」

デビュー戦を快勝し、続く中京2歳ステークスでは僅差の3着に敗れましたが、白梅賞を勝ち、きさらぎ賞で重賞初勝利を飾ると、続くスプリングステークスで、朝日杯フューチュリティステークス2着のサクラプレジデントを寄せ付けず完勝。皐月賞では本命として迎えることとなったネオユニヴァース

そして予想通り1番人気で迎えた皐月賞。レース前からサクラプレジデントとの一騎打ちと予想される中、中段からの競馬となったネオユニヴァースサクラプレジデントとはほぼ同じ位置取りでしたが、4コーナー先に仕掛けたサクラプレジデントを直線、内からミルコ・デムーロが猛全と追い込み、最後アタマ差、差し切り、まず1冠、皐月賞を制しました。3着以下は3馬身以上離され、改めてこの2頭が抜けている事を証明しました。

皐月賞から直行で日本ダービーへ向かったネオユニヴァース。あいにくの天候で重馬場で行なわれたこの年の日本ダービー。各馬4コーナーから馬場のいい外へ持ち出す中、後方からの競馬となったネオユニヴァースミルコ・デムーロは、このまま一緒に外を廻しても届かないと判断、空いた内を強引に突きました。ゼンノロブロイザッツザプレンティの2頭が外で叩き合う中、離れた内からネオユニヴァースは「馬場など関係ない」とばかりに一気に突きぬけ、日本ダービーを制し、2冠を達成しました。

日本ダービーで2冠を制し、このまま秋に向けて休養に入るかと思われましたが、陣営は一気に古馬をも蹴散らし、現役最強馬の称号を得るべく宝塚記念出走に踏み切りました。

王者シンボリクリスエスに次ぐ2番人気に支持されたネオユニヴァース。しかしスタートで躓き、後方からの競馬となり、直線よく追い込みましたが、最後は止まり、勝ったヒシミラクルから2馬身離された4着に終わりました。しかしさすがは2冠馬。3歳の春の時点で古馬とも互角に戦える事を証明し。3冠に挑む為に休養に入りました。

秋は神戸新聞杯から始動したネオユニヴァース。しかしひと夏を越し、急激に力を付けていたゼンノロブロイの前に4馬身離された3着に完敗。3冠に暗雲が漂いました。

そして迎えた3冠最後、菊花賞。前走でゼンノロブロイに完敗したネオユニヴァースでしたが、ファンは10年ぶりの3冠馬をこの目で見たいと、1番人気に支持しました。

ネオユニヴァースは中断からの競馬となり、3コーナー過ぎから徐々に進出。直線に向かいました。しかしスタミナには自身があったザッツザプレンティが4コーナー早め先頭から後続を一気に突き放し、ネオユニヴァースもよく追い詰めましたが、最後は後ろから来たリンカーンにまで差され3着。10年ぶりの3冠馬の誕生はなりませんでした。

その後ジャパンカップに出走しますが、4着に終わり、この敗戦で有馬記念は回避。来年に向け休養に入りました。

4歳初戦は産経大阪杯を選択し、1番人気に応え辛勝。予定通り天皇賞(春)に向かいました。4歳勢が人気を集める中ネオユニヴァースリンカーンに次ぐ2番人気に支持されましたが、まったく見せ場なく10着惨敗。デビュー以来始めての不甲斐ない敗戦に、次の宝塚記念で巻き返すと、陣営も力が入っていましたが、その後故障。そして2冠馬は失意のままターフを去る事となりました。

勝つ時でも決して後続を離さない。しかしいつも先頭で駆け抜ける。競馬に「たら・れば」はありませんが、もしダービーを勝った後、宝塚記念を使わなければ、10年ぶりの3冠馬は誕生していたかもしれません。




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