チアズグレイス



チアズグレイス
生年月日 1997,3,30
性別
毛色 鹿毛
生産地 北海道門別
生産者 白井牧場
馬主 北村キヨ子
調教師 山内研二
競争成績 11戦3勝
GT勝ち鞍 桜花賞
獲得賞金 228,463,000円

レース名 年月日 競馬場 人気 着順 騎手 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
新馬 1999/6/12 函館 - 2 1 松永 T1000 58.7 3/4馬身 (マイネルジェアン)
500万下 8/21 札幌 500 1 4 松永 T1200 1.11.2 1.1/4馬身 トミノラブラドール
コスモス賞 9/4 札幌 GT 2 1 松永 T1800 1.53.6 (キムタツオフェンス)
阪神3歳牝馬S 12/5 阪神 GT 9 4 松永 T1600 1.36.1 3.1/4馬身 ヤマカツスズラン
紅梅S 2000/1/15 京都 OP 2 2 松永 T1400 1.22.3 1馬身 サイコーキララ
エルフィンS 2/5 京都 OP 2 2 松永 T1600 1.35.7 3/4馬身 サイコーキララ
チューリップ賞 3/4 阪神 GV 1 10 松永 T1600 不良 1.40.7 6馬身 ジョーディシラオキ
桜花賞 4/9 阪神 GT 6 1 松永 T1600 1.34.9 1.1/2馬身 (マヤノメイビー)
オークス 5/21 東京 GT 5 2 松永 T2400 稍重 2.30.2 シルクプリマドンナ
ローズS 9/17 阪神 GU 3 5 松永 T2000 2.00.7 2.1/4馬身 ニホンピロスワン
秋華賞 10/15 京都 GT 2 4 松永 T2000 2.00.3 2.1/4馬身 ティコティコタック

サンデーサイレンス

Sunday Silence


1986 / 青鹿毛
Halo

1969 / 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well

1975 / 鹿毛
Understanding Promised Land
Promised Land
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
チアズフラワー

1990 / 鹿毛
Al Nasr

1978 / 鹿毛
Lyphard Northern Dancer
Goofed
Caretta Caro
Klainia
デュカイナ

Dukayna

1981 / 鹿毛
Northfields Northern Dancer
Little Hut
Dumka Kashmir
Faizebad


チアズグレイス繁殖成績 (代表産駒)
代表産駒 主な勝ち鞍等
- - -

チアズグレイス兄弟 (代表兄弟)
兄弟 主な勝ち鞍等
チアズシュタルク(全弟) 共同通信杯・毎日杯

チアズグレイス

500キロ前後と、牝馬としては恵まれた馬体を授かったチアズグレイス。デビュー戦を勝ち上がると、3戦目でコスモス賞を辛勝。この時点で賞金的に桜花賞への出走をほぼ手中にし、余裕のあるローテーションを組む事が出来ました。

コスモス賞から3ヶ月空けて暮れの阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)に出走。3ヶ月ぶりという事もありますが、まだまだ強烈なパフォーマンスを見せていないチアズグレイスは9番人気とまったく人気はなく、結果、勝ったヤマカツスズランから3馬身1/4差離された4着。人気面から見れば好走でしたが、チアズグレイス自身気性が若く、まだ力を出し切れていない印象でした。

年が明け、紅梅ステークス、エルフィンステークスでサイコーキララの前に連続2着。この2戦の内容から次のチューリップ賞では単勝1.8倍の1番人気に推されました。しかし4コーナー過ぎからズルズル後退し、10着惨敗。この不可解な敗戦に桜花賞では6番人気と評価を落としレースを迎えました。

単勝1.8倍の圧倒的1番人気に支持されたのは、チアズグレイスが過去2度敗れているサイコーキララでした。しかし人気を落としたチアズグレイスは好スタートから楽々3番手を追走すると、4コーナーでは早くも先頭に並びかけ、直線に向かいました。直線に入ってもチアズグレイスの脚色はまったく衰えず、危なげないレースぶりであっさり桜花賞を制しました。“-16キロ”。陣営の極限の仕上げに応える快勝。1番人気サイコーキララは常に外を廻され、最後よく追い込みましたが4着。この桜花賞に限れば、騎手の差が出た桜花賞となり、スムーズなレースを演出した松永幹夫の好騎乗でもありました。

桜花賞を制したチアズグレイスは直行でオークスへ向かいましたが、人気は5番人気。1番人気は同厩舎のライバル、シルクプリマドンナでした。

そして迎えた2冠目のオークス。チアズグレイスは、4.5番手を追走し、1番人気のシルクプリマドンナは、チアズグレイスを見ながらの競馬となりました。直線に入りチアズグレイスが抜け出し、そこにシルクプリマドンナが襲い掛かり、同厩舎2頭の一騎打ちとなりました。粘るチアズグレイス、突き放しにかかるシルクプリマドンナ、最後は距離適正の差か、シルクプリマドンナがクビ差チアズグレイスを差し切り、チアズグレイスの2冠制覇はなりませんでした。しかしこの1戦でチアズグレイスの評価が上がった事は間違いありません。

夏を休養に充て、秋はローズステークスから始動。しかし+18キロが響いたか5着に終わり、3冠最後の秋華賞へ向かいました。

前走から-6キロで出走したチアズグレイス。3冠最後は僅差の2番人気に支持されました。

レースはヤマカツスズランが離して逃げる中、チアズグレイスは2番手と絶好位を追走し直線に向かいました。しかしヤマカツスズランとの差は中々詰まらない。さらにティコティコタックトーワトレジャーにも交わされ、結局4着。しかしこの世代では間違いなくトップクラスの力を持ってることを証明する事は出来ました。

その後休養に入り、栗東トレセンで調整されていましたが、脚部不安を発症。そのまま現役を引退。繁殖生活に入ることとなりました。全11戦中掲示板を外したのはチューリップ賞の1度だけ。牝馬ながらその安定した走りは能力の高さを誇示し、常に馬体重と格闘した陣営の努力が報われた証でもありました。


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