スティンガー



スティンガー
生年月日 1996,5,15
性別
毛色 鹿毛
生産地 北海道千歳
生産者 社台ファーム
馬主 吉田照哉
調教師 藤沢和雄
競争成績 21戦7勝
GT勝ち鞍 阪神3歳牝馬ステークス
獲得賞金 402,506,000円

レース名 年月日 競馬場 人気 着順 騎手 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
新馬 1998/11/8 東京 - 1 1 岡部 T1800 1.53.6 1/2馬身 (ハートブレイクヒル)
赤松賞 11/29 東京 500 1 1 岡部 T1600 1.37.1 1.3/4馬身 (ステファニーチャン)
阪神3歳牝馬S 12/6 阪神 GT 3 1 横典 T1600 稍重 1.37.0 2馬身 (エイシンレマーズ)
桜花賞 1999/4/11 阪神 GT 1 12 岡部 T1600 1.37.0 10馬身 プリモディーネ
4歳牝馬特別 5/1 東京 GU 2 1 岡部 T2000 2.01.4 フサイチエアデール
オークス 5/30 東京 GT 2 4 岡部 T2400 2.27.1 3/4馬身 ウメノファイバー
毎日王冠 10/10 東京 GU 8 4 岡部 T1800 1.46.0 1.1/4馬身 グラスワンダー
天皇所(秋) 10/31 東京 GT 8 4 岡部 T2000 1.58.3 1.1/2馬身 スペシャルウィーク
ジャパンカップ 11/28 東京 GT 10 14 横典 T2400 2.29.5 23馬身 スペシャルウィーク
京都牝馬特別 2000/1/30 京都 GV 1 1 ペリエ T1600 1.34.9 エイシンルーデンス
京王杯スプリングC 5/14 東京 GU 5 1 武豊 T1400 1.21.0 1.3/4馬身 (ブラックホーク)
安田記念 6/4 東京 GT 1 4 田中 T1600 稍重 1.34.2 2馬身 フェアリーキングプローン
阪神牝馬特別 12/17 阪神 GU 2 10 武豊 T1600 1.35.6 11馬身 トゥザヴィクトリー
東京新聞杯 2001/1/30 東京 GV 2 3 ペリエ T1600 稍重 1.34.7 3.1/4馬身 チェックメイト
京王杯スプリングC 5/13 東京 GU 2 1 岡部 T1400 1.20.1 (スカイアンドリュウ)
安田記念 6/3 東京 GT 2 15 岡部 T1600 1.34.4 8馬身 ブラックホーク
関屋記念 8/5 新潟 GV 2 5 蛯名 T1600 1.32.3 3馬身 マグナーテン
札幌記念 8/19 札幌 GU 3 7 横典 T2000 2.01.6 10馬身 エアエミネム
阪神牝馬S 12/16 阪神 GV 4 3 田中 T1600 1.33.7 1.1/4馬身 エアトゥーレ
東京新聞杯 2002/1/27 東京 GV 6 6 田中 T1600 不良 1.38.3 3.1/4馬身 アドマイヤコジーン
高松宮記念 3/24 中京 GT 4 3 田中 T1200 1.09.0 3.1/2馬身 ショウナンカンプ

サンデーサイレンス

Sunday Silence


1986 / 青鹿毛
Halo

1969 / 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well

1975 / 鹿毛
Understanding Promised Land
Promised Land
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
レガシーオブストレングス

Legacy of Strength


1982 / 栗毛
Affirmed

1975 / 栗毛
Exclusive Native Raise a Native
Exclusive
Won't Tell You Crafty Admiral
Scarlet Ribbon
Katonka

1972 / 鹿毛
Minnesota Mac Rough'n Tumble
Cow Girl
Minnetonka Chieftain
Heliolight


スティンガー繁殖成績 (代表産駒)
代表産駒 主な勝ち鞍等
- - -

スティンガー兄弟 (代表兄弟)
兄弟 主な勝ち鞍等
サイレントハピネス(全姉) 4歳牝馬特別・ローズステークス

スティンガー

新馬戦、赤松賞を断然人気に応える走りで快勝し、暮れの阪神ジュベナイルフィリーズに向かったスティンガー。阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)では僅差の3番人気で出走しましたが、終わってみれば圧勝。2着エイシンレマーズに2馬身差を付け、デビューから3連勝であっさり2歳チャンピオンの座に立ちました。

その後故障した訳でも、順調さを欠いた訳でもなく、予定通り桜花賞へは阪神3歳牝馬ステークスからぶっつけで臨み、各トライアルを勝ち上がった馬達を尻目に、4ヶ月ぶりのスティンガーが1番人気に推されレースを迎えました。

阪神3歳牝馬ステークスから+4キロ。見た目には休み明けを感じさせない仕上がりでした。阪神ジュベナイルフィリーズ同様、後方からレースを進めましたが、直線に入ってもまったく伸びてこないスティンガー。結局勝ったプリモディーネから10馬身離された12着惨敗。陣営はオークスへは直行ではなく、4歳牝馬特別を挟んでオークスへ向かうローテーションを選択しました。

桜花賞で惨敗したスティンガーでしたが、4歳牝馬特別では1番人気に支持され、スティンガーも期待に応える走りで、桜花賞2着馬のフサイチエアデールに競り勝ち、オークスへ向かいました。

5番人気のクロックワークまでが単勝一桁台と、大混戦となったこの年のオークス。スティンガーは4番人気でレースを迎え、いつも通り後方からレースを進め、最後はよく伸びてきましたが4着まで。春のクラシックを手にする事は出来ませんでした。

夏を休養に充て、秋は秋華賞を目指すのかと思われましたが、陣営は秋初戦から牡馬の強豪が揃う毎日王冠にスティンガーを出走させました。結果、勝ったグラスワンダーから1馬身1/4差の4着に入り、古馬とも、牡馬とも十分戦えると判断した陣営は、秋華賞ではなく天皇賞(秋)を次のレースに選択しました。

そして迎えた天皇賞(秋)。歴戦の古馬が揃う中8番人気と、3歳牝馬としては高評価を得て出走したスティンガー。直線に入ると鋭い脚を使い、一瞬抜け出しにかかりましたが、最後は古馬達の前に抵抗する事が出来ず、4着敗戦。しかし勝ったスペシャルウィークからは1馬身1/2差。この好走で次はジャパンカップに出走しましたが、今度は最下位の14着惨敗。距離か?力関係か?この敗戦を機に今後はマイルを中心にローテーションを組む事となりました。

4歳になったスティンガーは、京都牝馬特別、京王杯スプリングカップを快勝。安田記念では堂々1番人気でレースを迎えました。

中段からレースを進めたスティンガーでしたが、前2走のような切れ味は見られず4着敗戦。その後もスティンガーはマイル前後のレースで走り、京王杯スプリングカップでは2年連続勝利を上げますが、その後の安田記念では不発。結局高松宮記念3着を最後にターフを去りました。

手にしたGTタイトルは阪神3歳牝馬ステークスのみとなったスティンガー。しかしその秘めたポテンシャルは疑いようの余地がなく、産駒にはもちろん母の果たせなかったクラシック制覇の期待がかかります。


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